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初めてでも分かりやすい
健康経営用語集

重症化予防

読み:じゅうしょうかよぼう

医療費を圧迫しているであろう生活習慣病の予防の中で、重症者を出さない予防の取り組みまたは、重症者予備軍の見極めと対策を「重症化予防」と呼んでいる。
地方自治体、健康保険組合、民間が糖尿病を中心に動いている。

がん、循環器疾患、糖尿病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの生活習慣病は、日本の医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めており、急速に進む高齢化を背景として、その予防は私たちの健康を守るために、大変重要となっています。

健保内の医療費分析でも、医療費が高額となっている方の多くは生活習慣病で治療を受けており、基礎疾患として高血圧・糖尿病の割合が多く、重症化していることがわかりました。
また健診結果から重度高血圧と指摘された方の多くがその後、精密検査等を受診していないという深刻な状況も明らかになっております。
各健保では、健診結果で重症域と判定された方の多くに、受診をお勧めし治療に繋げることで重症化を抑え、医療費適正化に繋げています。
また、医師、保健師、管理栄養士、薬剤師と連携をしながら重症化予防指導サービスを展開している企業も増えてきております。

■参照URL
生活習慣病を知ろう!
http://www.smartlife.go.jp/disease/

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