「アサーション」（assertion）とは、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルの一つ
「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己主張のことです。

1949年に出版されたAndrewSalterの『条件反射療法(Conditioned ReflexTherapy)』に由来します。
本来人間とは，もっと自由で「活動的」な生き物であるが、多くの人は子ども時代に受けた躾や社会的規範などによって「抑制的」になってしまっていると考えました。
そこで，本来の活動性を取り戻す意味でアサーション(自己主張)が必要であると考えました。
その後、アサーションは精神医学の世界で行動療法や対人関係療法の一部として発展してきました。

現在企業内の研修でもアサーションは取り入れられております。
特に、パワハラ／セクハラへの対処、職場鬱や、高圧的な上司の態度の抑制などにとても効果を発揮します。
健康経営で切っても切れない関係の「職場内のコミュニケーション」にも効果があると言えるでしょう。