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健康経営用語集

インポスター症候群

読み:いんぽすたーしょうこうぐん

インポスター・シンドローム(英: Impostor syndrome) と呼ばれ、自分の成功や達成を自分自身でに肯定できず、自分は詐欺師であると感じてしまう傾向のことを指す。
1978年に心理学者のポーリン・R・クランスとスザンヌ・A・アイムスによって命名された考えだが、この症候群にある人たちは、
能力があることを示す外的な証拠があるにもかかわらず、自分は詐欺師であり、成功に値しないという考えを持つ。
自分の成功は、単なる幸運やタイミングのせいだと思い、自己肯定をしない。

一般的には、自覚症状がないまま顕在化していないことも多く、自覚がない場合、この症候群にある人は、不安やストレス、自尊心の低さ、抑うつ、恥ずかしさ、疑いなどに苦しむことも多々ある。
インポスター症候群は、特に社会的に成功した女性に多いとする研究発表もあり、Facebook初の女性役員であるシェリル・サンドバーグも自らの著書でインポスター症候群を告白している。
健康経営と同時に、働き方改革・女性活躍推進(女性管理職増加など)を検討されている企業は、本人が正しい自己評価を下せるようにする仕組み作りが必要とされております。

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