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健康経営推進の重要なポイント5箇条

2018/10/07

株式会社シーピーユー
健康プラス編集部 健康プラス編集部

せっかくの健康経営、挫折を少なくして少しでも効果をあげてほしい。健康経営促進の重要ポイントを解説します。

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健康経営 途中挫折の声

現在、経済産業省も推奨し、銀行・商工会議所・地方自治体も健康経営をバックアップしている。働き方改革と同じく、日本という国としても経済成長、そして医療費の削減の面でも注目をされている考え方の一つです。


ここでは、健康経営に取り組む企業から学ぶ実施に際するポイントを簡単にまとめてみました。
とその前に、まずは健康経営を実施して挫折した企業の声を調べてみました。


1)せっかく実行したのに、従業員の参加率が悪い
2)健康経営の効果が見込めず予算も縮小・・・
3)担当者が忙しくて、健康経営が進まなくなった
4)経営層の理解を得られず1年で終了
5)手間をかけずに同じことの繰り返しで従業員が飽きてきた
6)全国各地の支店まで目が届かない
7)何をやったらいいか分からず終了


と、このような声が全国各地からあがってきました。
そこで、今一度健康経営を実施してうまく推進している事例から、大事なところのみピックアップして考えてみましょう。


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健康経営推進 重要ポイント①:担当者の選び方、担当者の設置

健康経営は従業員1人1人の意識改革も重要ですが、それを行うためには率先して健康経営を推進する担当者が必要です。
その担当者をサポートする形でチームを作り、精力的に健康経営の実現を目指します。
適任となる人物は会社の状況を把握しており、なおかつ環境の変化にも柔軟に対応できる人です。
また会社にとってのインフルエンサーの役割を担える素質も重要になります。
よく失敗する例としては、「社長の言われたから、人事部の人が嫌々健康経営を兼務としてやっている」これでは、意味がありません。
健康経営を推進する人こそ、「会社をなんとかしたい!会社をイキイキした職場にして、働き甲斐のある会社にしたい!」そんな想いがある人のほうが良いですね。


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健康経営推進 重要ポイント②:社内の課題把握

単純に「健康経営を始めます」と宣言しても実現はできません。
まずは社内の環境を把握する必要があります。
・従業員はどのような点に不満を抱いているのか
・ロスやミスが引き起こされている原因は何か?
・ストレスを感じている人はいるか?
・従業員は何にストレスを感じているのか?
・健康診断は従業員全員受けているか、その結果は?
・タバコを吸う人はいるか?タバコで迷惑をしている従業員はいるか?
そんな観点から会社全体の健康課題を把握することから始めます。


全体的に問いかけても意見は集めにくいですから、従業員1人1人と個別に相談できるような環境が理想的ですが、実際には時間の確保が難しいです。
よって、ストレスチェックを分析したり、会社の組織状況を把握するような組織診断の調査を実施してみるのも良いかと思います。
実際の健康診断の結果に関しては、ご契約の健保と相談をしながら確認をしてみてください。


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健康経営推進 重要ポイント③:経営層の関与

せっかく健康経営を推進する担当者がいたとしても、会社の経営判断をする経営層の協力なくしては、健康経営の推進は出来ません。
経営の関与が無い健康経営は、ただの健康施策であり、健康経営は経営層が考える経営戦略の重要な一つとして実施をすることにミソがあります。


経営層の関与が無いと、下記のような問題点が挙げられます。
・予算が付けられない(額の大小は関係ない)
・従業員のモチベーション向上にならない
・企業ブランドの向上という広い大きな視野で施策全体を考えられない
・効果が短期的に薄かった際に長続きしない
・短期的に効果が出ない施策をすると担当者が社内での肩身が狭い


経営層の関与(つまりバックアップ)がなければ、健康経営の推進は遅れることが見て分かるでしょう。もちろん、健康の施策に経営層が顔を出したり、経営会議で健康経営をテーマに話し合ったりすることは理想的ですが、もしそこまで経営層が大きな関与をしなかったとしても、出来る限りのバックアップを取り付けることは推進をする上で非常に重要になってきます。


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健康経営推進 重要ポイント④:課題に合わせた制度設計

③課題に合わせた施策・制度設計
健康課題が明らかになったら解決のための施策や制度を作ります。
残業が多く睡眠時間が確保できていない場合には仕事を割振れるような環境を作り、一緒に仕事をしたくない人がいる場合には課や部署の変更を検討するなどの対策も必要です。
ここで重要になることは、具体的な対策をとることです。
一定時間以上の残業を行う場合は申請を行うよう指示したり、朝礼時に細かいスケジュールを共有し、進捗をその都度確認するようにすると、残業の防止になります。
なかなか、健康経営の担当者が社内で声かけをして回ったとしても、難しい場合があります。そこで役立つことが「制度」として会社全体に落とすことです。


・給料規則に盛り込む
・就業規則に盛り込む
・福利厚生として盛り込む
・マネジメントの役割として盛り込む


制度として認知がされれば、健康経営の施策として大きな効力を発揮することでしょう。


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健康経営推進 重要ポイント⑤:目標設定とスケジュールの明確化

健康経営の推進には短期的に結果を出すことだけではなく、長期的な計画が必要になります。
検討した翌日から施策や対策を実行できるわけではありませんし、その結果が明日に出るわけではありません。
スケジュールを立て、初期的な目標、中期的な目標、最終的な目標、など段階にわけて実行していくことが重要になります。目標達成には期限を設けて定期的な観察も必要です。
よく、健康経営のKPI(指標)をどうしたらよいかに悩む企業の声を伺います。
この質問に正解などありません。
企業の状況や課題に応じて、指標は変わってくるからです。


多くの企業が指標として取り入れているもので、自社でも導入したほうがよいと思われるものを指標にしてみてください。


例)定着率/健康診断受診率/喫煙率/メタボ率/ウォーキング歩数/BMI/部活動参加率/キャンペーン参加率/残業時間/健康経営研修実施数など


健康経営の実現は経営層のみの力では行えません。
その担当者の役割も大きいですし、なにしろ従業員ひとりひとりが健康を意識して、相互に協力をしあわないと推進は出来ません。
是非、健康の意味、健康経営の意味を再度考えていただき、健康経営を推進していってください。


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