ホワイト企業への就職方法
2018/05/20求職者にホワイト企業を選び、働いていただきたい。そんな夢を込めてお送りします。
INDEX
1
ホワイト企業ってそもそも何?
就職先として非常に魅力的なホワイト企業ですが、就職することは決して簡単なことではありません。
しかし理想的な職場で働くためにも、ホワイト企業への就職は実現しておきたいものです。
そこで今回はホワイト企業に就職するために必要なノウハウについてお伝えします。
ホワイト企業はどういった企業を指すのか
ホワイト企業=良い企業と捉えることは決して間違いではありませんが、ホワイト企業にはホワイト企業と呼ばれる理由があります。
そもそもホワイト企業は待遇が良く、社員の育成や業務管理が適切になされている会社のことを指すことが多いです(法令対応やガバナンスも含みます)
最近では健康経営を取り入れることで「健康経営優良法人」という認定を得られる制度があり、ホワイト企業のバロメーターとなっているといえるでしょう。
またホワイト企業は経営のビジョンがしっかりしており、非常に安定した経営を実践していることも特徴です。
一方でホワイト企業は採用フローがしっかりしており、人財を慎重に吟味する傾向があります。
そのためホワイト企業への就職は決して簡単なものではありません。
もしホワイト企業への就職を目指すなら相応の準備をしておく必要があるといえるでしょう。
2
ホワイト企業へ就職するためにやっておきたいこと①:自己分析
ホワイト企業へ就職するためにまずやっておきたいことは自己分析です。
新卒にせよ転職にせよ、自己分析は就職活動をするうえで最初にやっておくべきプロセスだといえます。
最初に「自分のやりたいこと」を明確しておかなければ企業選びすらできませんし、狙いのホワイト企業に就職したいと思っても
「自分にどんなスキルがあるのか」
「どんなスキルを持つべきか」
「そもそも自分の強みは何か」
を把握しておかなければ戦略を立てることができません。
こういったことを踏まえると、自己分析はまずしっかり行っておくべきでしょう。
もちろん自己分析は自分一人でもできますが、最近では求人サイトや転職サイトで自己分析をサポートしてくれるサービスがあり、中にはエージェントが直接アドバイスをしてくれることもあります。
そういったサービスを活用して自己分析を行えばより効率的に進むでしょう。
もちろん自分の家族や友人など、身近な人物と協力して自己分析を行うという方法もあります。
3
ホワイト企業へ就職するためにやっておきたいこと②:業界分析
就職したい業界が決まっているなら業界分析をしておきましょう。
業界分析のうえで重要なのはその業界の実情を正確に把握することです。
まず自分が目指したい業種・職種を絞ります。
そしてその業種・職種が業界内で、企業内でどういう状態になっているかを調べていきます。
業界分析の際はWEBで調べることが多いかと思いますが、時折その業界に就職した人間やその業種・職種に就いている人間に直接話を聞いてみることも重要です。
確かにWEBは情報量が多いですが、情報の質がどうしてもピンキリになってしまいます。
あるサイトでは良い情報が多いのに、このサイトでは悪い情報ばかり…という例も少なくありません。
とりわけ転職用の口コミサイトのようにユーザーの主観的な意見が多く集まるサイトでは恣意的に情報が整理されていることもあり、事実と解離した内容になっている可能性もあります。
意見と事実をちゃんと分け、正確な業界分析を行うにはどうしてもWEBだけだと正確性が薄れてしまうのです。 それを踏まえると、やはり現場で体験している人間に直接話を聞いてみることも必要になります。 その方がより実際的な情報を得やすいからです。
より深く、詳しく業界分析を行うためにもWEBだけで調べるのは極力避けた方がいいでしょう。
4
実際の就職活動でのポイント
実際に就職活動を行う際にはいくつかのポイントがあります。
実際に就職活動を行う際にはいくつかのポイントがあります。
まず企業を探す際には自己分析した自分と共通点を持つ企業を見つけることです。
自分の考えと共通する理念を持っていたり、自分と似たような人が多く在籍している企業なら選考を通過する可能性が高まります。
また、就職したい企業が見つかってからも本当にその企業でいいのか、しっかり自問自答しておきましょう。
全ての企業に該当するわけではありませんが、ホワイト企業に並ぶために耳障りのいい文句を並べている企業や大事な情報をしっかり伝えていない企業も少なくありません。
就職したいと感じた企業でもその実態をちゃんと調べておきましょう。
企業選びにおいて重要なのはその企業の待遇や業務内容ももちろん重要ですが、一番重要なのは「自分が就職した後のイメージが本当にもてるのか」です。
どんなにホワイト企業でも働き続けられなければ意味がありません。
「本当に働き続けられるのか」「本当に自分に合っているか」といったことをしっかり考え、就職した後のイメージをもてるかどうかをチェックしておくことはとても大切なことです。
5
就職活動で大切なこと
自分自身のステージに合わせる
新卒で就職活動ならともかく、転職で就職活動をしている場合は「自分自身のステージに合わせる」ということはとても重要になります
とりわけ女性なら結婚、出産、育児などといった事柄もあります。
結婚や出産、育児に対する施策は企業ごとに異なっており、中には子供が欲しいと考えている人にはそぐわない企業もあります。
自分自身の今後の人生も踏まえ、現段階でのステージに合わせて企業選びをすることは重要な要素の一つです。
人脈を作り、生の声を聴く
就職活動において人脈作りは企業内の生の声を聴くうえで役立ちます。
同じ大学の出身者や同じ業界の知り合いを通じて人脈を作れば就職したいホワイト企業の内情や選考の情報がわかりやすくなりますし、その企業をより深く知るうえで欠かせない「生の声」をしっかり聴くこともできます。
1つの情報に囚われない
就職活動をするうえで情報収集をする際、「1つの情報に囚われない」ということを心がけておくことがおすすめです。
情報収集において大切なのは多角的な視点です。
「企業情報だけ」「友人だけ」「ネットだけ」といった情報収集では情報に偏りができやすくなり、就職したい企業の正確な情報を掴めなくなる恐れがあります。
なるべく様々なチャンネルから情報を得ていくようにしましょう。
人事部に会う
就職活動の際に一番関わるのがその企業の人事部ですが、人事部はその企業の顔であると同時に、その企業の意識の高さを示すバロメーターでもあります。
ホワイト企業であれば意欲的に、かつ真摯に人事部が応募者と向き合ってくれますが、そうでない企業の人事部は「その会社をよくしたい」という想いが欠けているものです。
自分に合った企業を探すうえでも、人事部に注目しておくことはおすすめです。
健康経営推進企業を含め、より良い企業に求職者が出会えますように。
そして、健康経営の認定は大企業だけではなく、中小でも認定を取っている企業が増えております。
リストが経済産業省のホームページから公開されておりますし、当健康プラスWebでも様々な中小企業が紹介されておりますので、ご覧ください。
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